「何も言わずに…、お金を貸して頂けませんか?」夜の世界に溶け込んで、もう10年が経つ。夫が会社のお金を横領し、その弁済の為に選んだのがホステスとしての道だった。今では仕事に誇りを持ち、気づけばナンバーワンに、気づけば自分の店を持つようになっていた。夫が始める事業にも、資金を出せるくらい順風満帆だった。そんな時、夫の取り立て屋を名乗る男たちが店に来るようになった。夫はギャンブルに逃げ、勝手に追加で借金を作っていた。再び訪れた返済の日々…私はもう、守り続けていたポリシーを捨てるしかないと悟ってしまった…。
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風遊魚
2020-07-26 05:17:49






























